西園寺 祐介ブログ

仕事使えるエクセル技、経営数値の読み方、英語上達方法

プレゼン上達にはデザインや話し方よりもっと重要なことがある

本日初めてZOOMを使ったライブの

有料オンライン講座を受けてみました。

コロナでこういう形態が最近やたら

増えた気がします。

 

時代の急激な変化を感じます。

 

今日は学びたてほやほやの

プレゼンの本質について

シェアしたいと思います。

ちなみにこれで83記事目です。

100記事書くってよく言われます

けど大変ですねこれは。

 

さて、

プレゼンって誰しも悩むものですよね。

内容が終わってる、デザインが悲惨、

文字だらけで辞書みたいになってしまう、

資料の棒読みになってしまう。

 

こんな悩みありますよね?

私ももれなくその一人です。

 

ここで普通話し方やデザインの深堀を

しようとしがちですが、それは

実は家で言うところの土台ではなく

壁であり屋根になります。

 

では土台とは何なんでしょうか?

これを見ればプレゼンの本質を理解できて、

正しい段取りと内容設計が

できるようになります。

そのあとに話し方や資料のデザインも

勉強できればあなたのプレゼンは

無敵になることでしょう!

 

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プレゼンは何のためにするのか?

この簡単な問い、みなさんはどう思いますか?

発表する手段?説明の手段など色んな考え方

があるでしょう。

 

ここでは

 

”聞き手に価値を届けて、

望む行動につなげるため”

 

とします。

もちろんすべてのプレゼンが相手に

何かの行動、

例えば商品の購入などをしてもらう、

上司に決済してもらうといったことを

目的としません。

 

しかし一番難しく、価値があるのは

”相手の心と体を動かせる”プレゼンです。

なのでここではこういう定義とします。

 

 

プレゼンの3つのレベル

プレゼンには3つのレベルがあります。

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3つのレベルのプレゼン

 

Lev.1”話す”プレゼン

一言で言うと話し手が主役のプレゼンです。

話してが話したいことを一方的に

読み上げるプレゼン。

話し手の好きなデザインや

アニメーションが施された

自己満足なプレゼンのことを示します。

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Lev.2”伝わる”プレゼン

話してが伝えようとしていることが

理解しやすくなったプレゼンです。

資料が見やすくなったり、話し方が上手

になったプレゼンです。

 

例えば社内の上司へのレポートであれば

ここでOKでしょう。

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しかし、もし上司の決裁やさらに

役員への説得といった

聞き手の行動を促す必要がある場面では

次のレベルが求められます。

 

Lev.3”動かす”プレゼン

相手が動いてくれるには

何が必要なのでしょう。

 

それは話し手の言っていることが理解が

できて、かつそれがその聞き手が共感できる

ストーリーがあるのか?聞き手にとって価値が

あると思えるのか?

 

聞き手がそれを聞いて

次に何をすべきかわかるのか?

こういったことが求められます。

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なかなかハードルが高いですね、

だからこそプレゼンの研修はいつまでも

需要が高いのでしょう。

 

プレゼン成功を支える3つの要素

プレゼン成功のためには

内容力、伝達力、人間力

このすべてが必要です。

 

このうち内容力と伝達力は事前の準備で

高めることができます。

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ではどんな順番でどんな準備が必要なのか?

いきなりパワポで資料作成はNG

よくありがちですが、

プレゼンを作ろうとした時、

いきなりパワポを開いて

作業してしまいませんか?

これはNGです。

 

なぜか?内容よりもフォントやデザインに

気がとられて内容を練る時間が

失われるからです。

逆に言えば内容さえしっかりしていれば

多少の見た目の汚さはカバーできます。

 

確かに見た目はきれいだけど何か

頭に入ってこない資料たくさんありますよね?

逆に資料は汚くて聞く気は失せたけど

話を聞いてみると

意外と頭に残って納得できるものも

ありませんか?

 

内容の設計が一番重要であり土台に

なります。なので一番初めに行うことは

パワポを開くのではなく内容設計します。

今日は内容設計にフォーカスします。

 

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プレゼン段取り

では内容設計とは具体的に何なのか?

内容設計とは?

大きく2つあります。

1つはゴール設定、

2つ目は型にはめたストーリー作りです。

 

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プレゼン内容設計方法

1つ目のゴール設定は、

このプレゼンは何のためにするのか?

 

例えばお客さんが聞き手で

その人が契約してほしいのか?

それとも上司を納得させたいのか?等々。

 

次に2つ目でそのゴールを達成するために

ストーリーを作っていきます。

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ストーリー作りの型

機能と価値の違いとは?

あなたは営業でお客さんに

商品の機能説明ばかりしてませんか?

例えば世界一軽いコンパクトなパソコンで、

バッテリーも世界一の持ちです。

こんな説明です。

 

しかしお客さんが求めているのは

自分がこの商品を手に入れることで、

どう変われるのか?

どんなベネフィットがあるのか?です。

 

これが価値です。

 

お客さんからすると

世界一軽くてバッテリーが長持ちだったら

私はどうなれるんですか?

 

この場合例えば

女性でもハンドバックに入れてどこでも

持ち運べて仕事がしやすくなります!

またバッテリーが長持ちなので外出時も不要で

今までより更に荷物を減らせます!

まるでキーボード付きの

高機能スマホくらいの感覚でPCが

持てるようになります!

 

と言った方が商品の価値がイメージ

しやすくなりませんか?

 

納得と共感の違いとは?

納得とは相手が一般的なこととして

理解できること、

共感とは自分ごととして理解できることです。

 

たとえば、

英語はグローバル化が進む中で

重要ですよねと聞かれたら

 

皆さんこれは納得できますよね?

 

でも共感できる人は全員ではないですよね?

というのもあなたが地元の田舎のコンビニで

働いているならいくらグローバル化が進もうが

英語が必要になる可能性は低いからでしょう。

 

まとめ 本質は聞き手主役

プレゼンには3つのレベルがあります。

例外があるものの私たちが目指すのは

聞き手が主役のプレゼンのレベルです。

 

聞き手目線にするというのは

簡単そうで難しいですね。

そんな時は順序に沿って段取りを進めることが

大事です。

 

一番初めにやることは

パワポを開くことではなく内容設計です。

 

内容設計は大きく2つに分けられます。

 

1つはゴール設定で聞き手にどうして

もらいたいのかを明確にします。

 

2つ目はプレゼンの全体ストーリーを

考えます。

導入、要点、聞き手の聞く準備、詳細、

詳細まとめ、要点をもう一度という

流れに沿って内容を当てはめていきます。

 

この内容設計をしてからパワポを開き

デザインを考え、

話す練習へと進んでいきます。

 

本日はザプレゼン大学の有料講義内容を

ベースに具体例を変えつつまとめてみました。

 

学んだことはアウトプットしないと

誰しも忘れてしまうので

今日は即日書いてみました。

 

www.shimesaba-ba.com

 

これが皆さんのためにもなれば幸いです。

寒いですが良い週末を!