実は久しぶりに本を出版します。
何の本か?資料づくりの本です。
あらすじだけはここで先行で限定公開しようと思います。
資料作りって難しい。やれると思っても作ってみると悩みまくって時間ばかりかかる。
説明をしてみると何が言いたいの?だから何?それ誰がやるの?いつやるの?具体的には?ちゃんと考えろ!と無数の指摘を食らってませんか?
私はなんとそれに10年以上それに悩んできた1人です。過去に何十万円もするロジカルシンキング研修やらプレゼン研修を受けてもまるで効果はない。
そんなある時、ある思考法と1つのツールに出会いました。
それがゴール思考とマインドマップです。
3か月徹底的に使い続けた結果、何が起きたのか?
資料作成にかかる時間は半分以下になり、さらに”伝わる資料”が作れるようになりました。そして質問や指摘が少ないので説明する時の負荷もなくなり楽になりました。
私には綺麗な資料は作れないし、口下手で説明も下手だからできっこない!と思っている方、安心して下さい。一流のコンサルのような綺麗な資料でなくても、売れっ子の営業のような達者な話術がなくても相手に伝えることができる方法がありました。
実は下書きの文字だけであっても、マインドマップで構造化してあれば、伝えたいことは十分伝わります。綺麗なアニメーションやデザインがなくても伝わります。
確かにキレイな資料を作ってみたい。
でもあなたが最短で相手に伝えたいことを伝えたいのなら
必要なことははデザインではないんですね!下書力です!
下書き力とは何か?
それは最終ゴールを起点として逆算して道筋をかく力です。
旅程で最終目的値から逆算し中継点も踏まえ、現在値からの道筋を描きますよね。
仕事、特に資料作りにおいても同じことをすれば良いのです。
具体的には?
ゴール、つまり何のために、誰に、どうしてもらいたいのかを明確化する。
ここを間違えると全て台無しです。何のためにというのは表面的になりやすいので要注意です。もう1つ2つ、「なぜ」と自分に問いてみてください。
例えば「売上を上げるため」。良さそうですがNGです。
なぜ?売り上げを上げて従業員への還元をしたいから?
なぜ?業界の人材獲得競争が激しく即効性のあるリテンション施策が
必要だから。
この例で言えば、人材獲得競争が激化している背景を踏まえ、
従業員待遇の原資をすばやく確保するため売上を前期比10億円増収することが目的。
こんなイメージです。
マインドマップとは?
これをサポートする最強のツールはないのか?
それがマインドマップです。
マインドマップとは何か?人が頭の中で自然におこなっている思考を「見える化」することで、頭の働きを活性化し、発想を広げるためのツールです。つまり脳に優しいツールです。それを使うと具体的にどうなるのか?聞き手は画面上に投影されたマインドマップで全体のストーリを見ながら話を聞くことができます。それにより実は説明者だけでなくレビューする側にとっても脳への負荷が減り、的外れな指摘は減り指摘の質が上がるのです。
パワポを開いて良いタイミングとは?
ここまでできればパワポを開いて、キーメッセージをラフに書いてそのあとに必要なグラフを入れたりする。最後にデザインを整える。
いきなりパワポを開いて資料を作ると9割失敗する理由は?
資料全体の中の位置づけ、キーメッセージ、必要なデータ、デザインを無意識に同時並行で考えてしまうからです。そうすると何が問題なのか?脳が大忙しで混乱します。
時間をかけて一生懸命に手を動かして失敗する人の多くはこのパターンです。
なので、パワポはいきなり開いてはいけないのです。
下書きという一見遠回りすることが結局最短ルートなんですね。
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資料作りが苦手で悩んでいるなら読む価値があると思います。
あなたの悩みを解決するのに必要なこととは果たして
キレイな見た目の資料を作ることでしょうか?
それよりも資料作りやプレゼンにおいて
もっと本質的で重要なことを書いております。
デザインの本は一旦横においてみませんか?
https://twitter.com/yusuke_saionji/status/1646768825092968448?s=46