エクセルのピボットテーブルが苦手という方も
いるのではないでしょうか?
今回は多くの人が興味がありそうな
東京神奈川の個人的に選んだ
主要JR線と私鉄の駅ごとの家賃データを
題材にしてまとめてみました。
身近なデータで
楽しくピボットテーブルを
学んでみませんか?
尚、データはYahoo不動産の
1K1DKカテゴリーの家賃
を使用しています。
まとめたデータは無料で置いておきます。
ピボットテーブルの作り方
データベースを完成させます。
そしたら形式にした範囲を選択します。
マウスで範囲を選んでも良いですが
"Ctr+A"を同時に押すと早く
データ範囲を捉えられます。
そのあとに
"Alt+N+V"を順番に押します。
するとこんなダイアログボックスが
でてきます。
ピボットテーブルをデータベースと違うシートで
作りたいときは”新規ワークシート”、
同じシートで作りたい時は
"既存のワークシート"を選んで下さい。
今回は前者を選択してOKを押します。
データベースには4つの項目がありました。
それを縦、横、集計データの3つに
分類します。ドラッグ&ドロップ
でできます。
縦項目に置きたいものを”行”
横項目に置きたいものを”列”
集計したいデータを”値”
にドラッグ&ドロップします。
最低行か列のどちらか1つと値を選択する
ことが必要です。
尚”値”は文字通り数値がある
項目にしましょう。
"フィルター"は任意です。
絞りたいキー項目があればここに
ドラッグ&ドロップします。
今回は縦項目に沿線と駅名の
2つを置きました。
横はなしにして、家賃を集計してみました。
都道府県で可変で絞れるようにしたいので
都道府県を”フィルター”に置きました。
するとピボットテーブルが一部だけしか
入りませんがこのように完成です。
ランキング順(降順)
データのところで右クリックして
"並べ替え"を選び"降順"を選択しましょう。
そうすると数字が大きい順で並び変わります。
集計方法を合計から平均へ変更する
ピボットテーブルはできあがると基本的に
データを合計されます。しかし今回は
駅や沿線ごとの家賃なので足し算ではなく
平均にします。
平均にするにはデータの所で右クリックをして
"値の集計方法"を選んで"平均"を選んで
みましょう。
ここからはピボットテーブルを使って
東京神奈川の主要沿線の家賃相場
を分析した結果をシェアします。
東京で一番高い沿線は山手線ではない
東京都内だけに絞って一番高い沿線は
実は山手線ではなく
東京メトロ銀座線でした。
これは山手線沿線でも
比較的家賃が安いエリアがあるため
平均が下がったためです。
そして東京都にある駅の家賃は10.7万円でした。高すぎる。
隣の神奈川になると6.8万円まで落ちます。
だからみんな郊外に住んで都心行きの電車が
猛烈に混むわけですね。
山手線の家賃が安い駅
東京、神奈川家賃ベスト10
東京の1位は”表参道”でした。なんと14.5万円。
都心部ながら自然が多い大きな公園があったり、
閑静な住宅街があったりと都心らしくない何かを
持ち合わせている駅が多いように見えます。
神奈川の1位は”馬車道”でした、家賃は8.9万円。
横浜駅ではないのが意外でしたね。
上位はみなとみらい周辺のエリアが多く、
なんと大人気な武蔵小杉がランク外に
なっています。